2009年秋、10年間のロンドン生活を終了。草食系イギリス人夫とオオサカライフスタート!


by jondosh
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指名手配。

ネタ切れ爆走中につき、ちょい前のお話をば。。。

あれは「涙のリスボン母娘旅行」から精根尽き果ててヒースロー空港に戻り、
次は日本への長旅の為に疲労困憊オカンを護送中の出来事。

:: まず状況説明 ::

わたしたちはターミナル2でオカンのスーツケースを受け取り、わたしの旅行バッグと共にカートにのせ、日航カウンターのあるターミナル3へえっちらおっちら向かっていた。

うちのオカンはこう見えて(どう見えて)、肺に特病をもっている。肺機能が人の3分の1程度しかなく、人の何倍も疲れやすい。

その日は朝から2時間半のフライトでリスボンからヒースローへ移動し、3時間ほど置いてまた関空へ向けて11時間の飛行という過密スケジュール。オカンは精神的にも疲れており、疲労度はさらに倍だった。

幸いヒースロー空港は長いターミナル間に「動く歩道」が儲けられておる。

わたしも心身ともにめちゃくちゃ疲れておったので、オカンと2人カートを右に寄せ(英国は大阪と同じで右が止まる人)、「動く歩道」さんに運ばれるがままに、身を任せておった。

急ぐ人は左をすーっと通り過ぎてゆく。

わたしたちは、邪魔にならぬように大人しくじーっと立っていた。

っと、その時。

後ろから突然、

「You're not supposed to be just standing there!!」
(ここはボーっと立っとるとこちゃうぞっ!)

と北米英語で怒鳴られた。

あまりビックリしたので「?」と振り返ると、カートの上に池乃めだかなら気をつけの姿勢で3人ぐらい入りそうなどでかいスーツケースを真横に倒してのせてる全身淡いブルーのデニムのオヤジが立っていた、そして、

「You have to keep on WAKLING!!!」
あぁるぅきぃつづけなあかんがなぁ。)

っと今度は「WALIKING」のところをわざとハッキリ、
わざわざ腕を前後に振る「歩きジェスチャー」付きでのたまった。

最初に「エクスキューズミー」の一言もなく、
背後で突然怒鳴りつけるだなんて、人間とは思えん。
「コラおじさん」でもあるまいし。

疲労困憊なうえ、無礼すぎるオヤジの言動に、Jondosh噴火。

わしら、ものすご疲れとんねん。
そのバカでかいスーツケース立てたら通れるんちゃうんか!


と三白眼で睨み返す(竹内力風)。

すると、デニムオヤジは明らかにうろたえた。

英語が通じないツアリスト親子だと思って
小バカにしたことを言い放ったに違いない。

あとはわたしが何を言っても、
「動く歩道は歩くものだ。立ってちゃいかん。」
ということをアワアワと連呼するのみ。

ちゃんと話も出来ない親父の相手をするには、疲れすぎておったので、オカンを置いて、コロコロと「動く歩道」の継ぎ目まで行き、ぬかさせてやった。

やっと先に行けたオヤジはまだ負け惜しみっぽく、
「ここは歩くもんやねんぞぉ~!」と叫んでいる。

あまりのしつこさに、「誰が決めたんじゃーっ!」
と大人げ無い対応をしてしまった。

デパーチャーへ上がるエレベーターに一足先に乗り込んだオヤジは、わたしたちに追いつかれるのを恐れて、「閉まる」ボタンをガンガン押してる様子とともに消えていった。


いなくなってから自分に対する怒りがフツフツ沸騰。

究極に疲れてたとはいえ、何故、怒鳴られた時、振り返って一言、

「うちのオカン、肺に問題があってちょっと休んでますねん。」

といわなかったのか。。。事実だし一番打撃が大きかったはず。

後悔しても再び開いたエレベーターにはオヤジはいない。
ああぁ、無情。

普段こういう気転は利く方なので敗北感はひとしお。



皆様、全身を淡いブルーデニムで固めたちょび髭北米オヤジを見つけたら、
「あのオカンは肺の特病で休んでいたのだよ。」と優しくお伝えください。
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by jondosh | 2005-06-28 23:14 | MUMBLING